ウィスキーカクテル「ゴッドファーザー」の作り方、カクテル言葉

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ウィスキーカクテル「ゴッドファーザー」の名前の由来、アルコール度数、カクテル言葉、作り方やアレンジレシピなどをご紹介。また、使用されるウィスキーの豆知識やおすすめ銘柄解説。映画の名前を思い出す大人のカクテル、ゴットファーザーを楽しみましょう。

照明を落としたバーカウンターに、深夜ロックグラスを傾け、一人で静かに飲んでいる。ゴッドファーザーとは、そんなシチュエーションが似合う、大人のウイスキーカクテルです。

その味わい深さに惚れ込むファンも後を絶ちませんが、作り方やアレンジレシピなど、もっと詳しく知りたいという人も少なくないでしょう。今回は、ゴッドファーザーの魅力をご紹介します。

ゴッドファーザーってどんなカクテル?

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ゴッドファーザーはウイスキーカクテルの一種で、お酒に興味がない人でも一度聞いたら忘れられないネーミングが特徴的。ウイスキーとアマレットをステアしただけのシンプルなカクテルですが、その重厚感のある飲み口に惚れ込むウイスキーファンも少なくありません。まずは、そんなゴッドファーザーの基本的なところから確認していきましょう。

ゴッドファーザーの名前の由来は?

ゴッドファーザーと言うと、あの有名な映画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。カクテルには「シネマカクテル」というジャンルが存在します。ゴッドファーザーは、1972年に「ゴッドファーザー2」を記念して作られたシネマカクテルの代表格。度数が強いにも関わらず甘い飲み口は、主人公の二面性を表しているかのよう。映画を観ながら、じっくりと味わいたい一杯ですね。

ゴッドファーザーの酒言葉

映画「ゴッドファーザー」は、巨匠フランシス・フォード・コッポラが監督を務め、当時の興行記録を塗り替えるなど、空前の大ヒットとなりました。そんな映画を記念して作られたカクテル・ゴッドファーザーのカクテル言葉は「偉大」です。まさに、威風堂々としたイメージのあるゴッドファーザーにふさわしい言葉なのではないでしょうか。

ゴッドファーザーはどんな味

ウイスキー自体がクセの強いお酒であるため、バーに行ってもゴッドファーザーは飲んだことがないという人も少なくないでしょう。ゴッドファーザーにはアマレットと呼ばれるウイスキーベースのリキュールが入っています。そのため、アーモンドのような香ばしい香りと甘みが特徴的。飲めば飲むほど、ゴッドファーザーの虜になる人が後を絶ちません。

ゴッドファーザーのアルコール度数

基本的にゴッドファーザーは、ロックスタイルで飲むカクテルです。また、アルコール度数の高いウイスキーがベースとなっているため、ゴッドファーザーのアルコール度数も34~36%と非常に高くなっています。ロックスタイルのカクテルは、時間の経過とともに氷が溶けだすため、ゆっくりと味わいながら飲んでいくことをおすすめします。

ゴッドファーザーのカロリー・糖質

ダイエット中などでカロリー制限をしている方は、ゴッドファーザーのカロリーについても気になるところですよね。ゴッドファーザーに含まれるカロリーは1杯あたりだいたい152kcalです。決して低い数値とは言えませんが、ゴッドファーザーには糖質がほとんど含まれていません。そのため、上手に飲んでいくことができれば、ダイエットに好影響を及ぼすかもしれないのです。

Barで使える「ウイスキー」の豆知識

null ウイスキーと言えば、「大人のお酒」というイメージが強いですよね。一人バーへと足を運んで、お気に入りのバーボンを飲む。こんなスタイルに憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。また、誰かと飲むときでも、ちょっとした豆知識を披露出来たら格好いいですよね。そこで、ウイスキーにまつわる豆知識をいくつかご紹介していきます。

ウイスキーの綴りは2種類ある

ひと口にウイスキーと言っても、たくさんの種類が存在します。そして、その一本一本を確認してみると、「WHISKY」と書かれたものと、「WHISKEY」になっているものと2種類あることに気が付きます。これは、生産国の違いによるもの。「スコッチ」「カナディアン」「日本」はWHISKY表記で、「アイリッシュ」「アメリカン」ではWHISKEYという綴りが使われています。

実は美白効果がある

「いつまでも若々しくいたい…」そう考える人も少なくないと思いますが、生活習慣を見直すことで老化の速度を低下させることは可能です。また、ウイスキーにはアンチエイジング効果がある抗酸化物質の代表格「ポリフェノール」がたくさん含まれています。一説によると、赤ワインよりも多く含まれているとも言われ、ウイスキーは美容効果抜群の飲み物だったのです。

ウイスキー=生命の水!?

ウイスキーは、アイルランドやスコットランドに伝わる古代ゲール語に由来しています。もともとは不老不死の薬と考えられており、ラテン語で「aqua vitae=生命の水」と名付けられました。この技術が他の地方に渡り、ゲール後に訳され「ウシュク・ベーハー(Uisge beatha)」と呼ばれるように。この言葉が訛って、ウイスキーになったと言われています。

ゴッドファーザーのレシピ

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それでは、ゴッドファーザーの作り方を確認していきましょう。

基本的なカクテルスタイルは以下の通り。

|カクテルタイプ|ロング| |---|---|---| |ベース|ウィスキー| |グラス|ロックグラス| |技法|ステア| |色|褐色透明| |炭酸|なし|

カクテルには、大きく「ショート」と「ロング」の2つに分けられます。グラスの長さと勘違いする人もいますが、ずばり「飲むときにかける時間の長さ」です。ちなみにゴッドファーザーは、だいたい15~20分くらいでいただくのが最適だと言われています。

材料

まずは、ゴッドファーザーを作るのに代表的な材料をご紹介します。

  • ウイスキー:45ml
  • アマレット:15ml
  • 氷:適量

ゴッドファーザーのベースとなるウイスキーは、スコッチとバーボンのどちらでもOK。ただし、シンプルなレシピだからこそ、ウイスキーの選択が明確に出るカクテルでもあります。最初から「コレ!」と決めつけるのではなく、色々なベースウイスキーを試してみてくださいね。

ゴッドファーザーの作り方

次に作り方をご紹介します。

  1. ロックグラスに氷を入れる
  2. そこへウイスキーとアマレットを入れる
  3. 軽くステア(かき混ぜること)して完成

氷はロックスタイルの基本である、ロックアイスを使用しましょう。滑らかな味わいが特徴的で、溶けにくい性質を持っているため冷たい状態を長時間キープすることができます。また、マドラーで混ぜる回数は5回程度。混ぜ過ぎると水っぽくなってしまうため、注意が必要です。

ゴッドファーザーのキーアイテム「アマレット」とは?

アマレットはイタリア原産のリキュールで、アーモンドのような香りと甘みが特徴です。原料となっているものが杏の種に含まれる杏仁なので、杏仁豆腐のような香りと言うと分かりやすいかもしれません。アマレットと言ってもさまざまな銘柄が存在しますが、ゴッドファーザーに使われるアマレットは「アマレット・ディサローノ」という銘柄に限定されます。

ゴッドファーザーのアレンジレシピを紹介

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ゴッドファーザーの虜になってしまった人でも、たまには違うカクテルも飲んでみたいですよね。大人の夜の世界を楽しむためには、さまざまな種類のお酒を嗜めるようになっておきたいもの。ゴッドファーザーの材料を少し変えるだけで、違うカクテルを作ることができます。ここでは、代表的なカクテルをいくつかご紹介します。

ゴッド・マザー

「材料」

  • ウォッカ:45ml
  • アマレット:15ml

ゴッドファーザーがウイスキーベースなら、ゴッド・マザーはウォッカベースのカクテル。無味無臭のウォッカベースにすることで、アマレットの杏仁豆腐のような香りと味が引き立ちます。口当たりがまろやかなので、ゴッドファーザーより飲みやすいですよ。ウォッカの種類もスミノフ、アブソルート、グレイグースとたくさんあるので、いろいろ試してみてくださいね。

フレンチ・コネクション

「材料」

  • ブランデー:40ml
  • アマレット:20ml

今後は、ゴッドファーザーのベースであるウイスキーをブランデーに変えると、フレンチ・コネクションになります。これは、1971年に製作された映画「フレンチ・コネクション」にちなんで名づけられたシネマカクテルです。また、甘口でアルコール度数が高いことからもナイトキャップ(寝る前の一杯)としても広く親しまれているカクテルでもあります。

ラスティ・ネイル

「材料」

  • スコッチウイスキー:40ml
  • ドランブイ:20ml

ゴッドファーザーのアマレットをドランブイに変えると、ラスティ・ネイルになります。ベースのウイスキーは、スコッチウイスキーを使用するのが基本です。ドランブイとは、ハチミツやハーブ、スパイスなどを配合したウイスキーベースのリキュールです。そのおかげで、やさしい口当たりで飲みやすくなっていますが、アルコール度数が高いため注意が必要です。

ゴッドファーザーにおすすめのウィスキー銘柄

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前述した通り、スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本が世界的なウイスキー生産国として知られています。これらのウイスキーは技術・品質・生産量すべてにおいて、高い評価を受けています。とは言っても、その銘柄は数多く存在し、どのウイスキーを使えば良いのか迷ってしまいますよね。最後に、ゴッドファーザーにおすすめのウイスキーをご紹介します。

デュワーズ ホワイトラベル

比較的入手しやすいウイスキーの銘柄で、40種類のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド。キーとなるモルトには、ハイランド産の「アバフェルディ」が使用されています。ほのかなスパイシーさとまろやかさが両立し、味のバランスが良いため、アマレットの強い甘みをしっかりと受け取ってくれます。アマレットを生かした飲み方をしたいという人におすすめです。

バランタイン・ファイネスト

1853年にはイギリスのヴィクトリア女王より王室御用達のお墨付きを得るなど、歴史的にも高い評価を受け続けてきたバランタイン。こちらも比較的入手しやすいウイスキーで、スタンダードで安定した人気を誇っています。どこまでも豊かでなめらかな風味を求めて、40種類にもおよぶモルト厳守をブレンドしたのが最大の秘密。アマレットとの相性も抜群です。

ジョニーウォーカー レッドラベル

1909年にイギリスで誕生した「ジョニーウォーカー」。スコッチウイスキーブランドと言えば、「ジョニーウォーカー」と言われるほど、世界でもっとも愛飲されているスコッチウイスキーです。それでいて、安価でコスパが良いのも、人気が高い理由のひとつ。重厚さと華やかさが調和したスムースな味わいが特徴で、アマレットと混ぜれば複雑な香りが楽しめます

ラフロイグ 10年

アイラ島の職人が手掛け、麦芽から生まれたシングルモルトです。海辺の貯蔵庫で熟成され、潮風の香りもついているのが特徴的。少し尖った印象があるウイスキーですが、アマレットと調和することで、意外な協調性を覗かせます。ピートの効いた香りは飲む人を選びますが、アマレットと混ぜることで、飲みやすいカクテルへと変貌を遂げます

まとめ

大人のカクテルとして名高い「ゴッドファーザー」についてご紹介しました。シネマカクテルの楽しみ方は、やはり映画を観ながら飲むことです。ベースとなるウイスキーもどの種類を使えば良いのかという指定もなく、いろいろな銘柄で試してみてくださいね。ゴッドファーザーを飲んで、大人の時間をゆっくりとお過ごしください。