スクリュードライバーのレシピ|割合・ゴールデンスクリュー解説

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レディーキラーや酔わせるカクテルの異名を持つスクリュードライバーとは?味、度数、カロリーは?ベースとなるウォッカについても説明し、スミノフ、フィンランディア、アブソルートを解説。スクリュードライバーなどのアレンジカクテルの作り方も紹介。

ウォッカを使用したカクテルは数多く存在しますが、スクリュードライバーほど有名なものはないでしょう。鮮やかなオレンジ色で、飲み口も良く、ついつい飲みすぎてしまうカクテルの代表格でもあります。バーや居酒屋などで必ず注文する人も多いのではないでしょうか。

しかしながら、作り方を少し間違えるだけで、薄くて不味いカクテルになってしまうこともあるため、注意が必要です。本記事では、人気カクテル「スクリュードライバー」について、基本の作り方をご紹介します。他にも、気になる度数や名前の由来、アレンジレシピなどをまとめました。

スクリュードライバーとは?

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お酒好きではなくとも、スクリュードライバーというカクテルを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。それだけ、カクテルの中でも定番の商品として知られています。

とは言っても、普段何気なく飲んでいるスクリュードライバーについて、細かく知っている人は少ないはず。まずは、お酒の席でも使えるような、スクリュードライバーに関する基礎知識を学んでいきましょう。

スクリュードライバーの意味

名称にもある「ドライバー」ですが、ねじ回しとして使用するドライバーを意味します。そもそも、このカクテルは油田で生まれたと言われおり、当時ここで働いていたアメリカ人の間でウォッカをオレンジジュースで割って飲むのが流行していたのだそうです。

場所についてはイランやテキサスなどいくつかの諸説がありますが、あるアメリカ人作業員が喉の渇きを癒すために即席で作ったカクテル。

その際、マドラーがなく手近なねじ回しを使用したことから、スクリュードライバーの名前が付いたと言われています。

スクリュードライバーの酒言葉

赤いバラの花ことばは「情熱」、美しいダイヤモンドの宝石言葉は「純潔」。どちらもイメージ通りで、素敵な言葉ですよね。実は、カクテルにも花言葉や宝石言葉のように、酒言葉が存在します。

あなたが何気なく飲んでいるそのカクテルには、意外な言葉が秘められているかもしれません。

ちなみに、スクリュードライバーの酒言葉は「あなたに心を奪われた」。ウォッカをオレンジジュースで割ったスクリュードライバーはアルコール度数の高いお酒で、弱い人が飲むと思わずクラクラしてしまうことも。その姿は、まさに「心を奪われた」そのものではないでしょうか。

スクリュードライバーはどんな味

詳しい作り方は後述しますが、無味無臭のウォッカにオレンジジュースを割るという、非常にシンプルなカクテルです。

そのため、ウォッカの辛口に甘口が加わり、中甘辛口でほのかにオレンジジュースの香りがする口当たりの良さが、女性から高い支持を獲得しています。見た目も鮮やかなオレンジ色で、お洒落な雰囲気を演出してくれます。

スクリュードライバーのアルコール度数

スクリュードライバーはウォッカの分量を変えるだけでアルコール度数が簡単に調整できるカクテルでもありますが、基本的なレシピのアルコール度数は12%前後となっています。

アルコール度数が高い印象の日本酒だと22%未満となっていますが、スクリュードライバーは非常に飲みやすいカクテルでもあるため、飲みすぎには注意しましょう。

スクリュードライバーのカロリー・糖質

スクリュードライバーのカロリーは、およそ188kcal(タンブラー1杯180ml程度で計算)です。ウォッカにオレンジジュースを割っているため、カクテルの中でも高めの数値が出ています。

また、アルコール度数も高く、身体が受け止めきれないと、糖分を代謝できなくなります。代謝できなかった分は脂肪として残ってしまうため、ダイエットにはあまり向いていません。

スクリュードライバーとレディーキラー

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いままでに、レディーキラーカクテルという名前を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。アルコール度数は高いものの、その飲みやすさで女性を酔わせてしまうカクテルのことです。知らないうちに酔い過ぎてしまわないためにも、どのようなカクテルのことなのかを知っておきましょう。

レディーキラーとは?

レディーキラーとは、その名の通り「女殺し」を意味するお酒のこと。見た目は女性好みの美しさで、甘い口当たりで飲みやすく、量を気にせずについつい飲みすぎてしまうカクテルです。女性を酔わせたいと考えている男性がおすすめする傾向にあります。女性側も、事前にカクテルに含まれているアルコール度数をきちんと把握しておく必要があるでしょう。

スクリュードライバーは女性を酔わせる、魅惑のカクテル

レディーキラーカクテルの代表格として知られているのが、スクリュードライバーです。オレンジジュースを使用し、爽やかな見た目のカクテルですが、うっかり飲みすぎてしまうと非常に危険です。気づかぬうちにたくさん飲んでしまって、周りに迷惑を掛けてしまったという人も少なくないでしょう。美味しくて飲みやすいカクテルなだけに、注意が必要です。

スクリュードライバーの作り方

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それでは、スクリュードライバーの作り方を確認していきましょう。とは言っても、非常にシンプルで、材料を入れて混ぜるだけのビルドという製法で作ります。

また、基本のカクテルスタイルは以下の通り。

カクテルタイプ ロングドリンク
ベース ウォッカ
グラス タンブラー
技法 ビルド
オレンジ
炭酸 なし

これらはあくまでも基本なので、この通りにしないといけないわけではありません。しかし、スクリュードライバーはロングドリンクなので、カクテルの量は多く、氷もたくさん入れます。グラスは違うタイプでも代用可能ですが、なるべく大きめのものを選びましょう。

材料

まずは、材料を用意しましょう。どれも簡単に入手可能なので、自宅で気軽に作ることができます。分量は比率となっていますので、作るスクリュードライバーの総量で考えてみてください。

  • ウォッカ:1/2
  • オレンジジュース:1/2

タンブラーで180mlのスクリュードライバーを作ると場合

  • ウォッカ:180ml×1/2 = 90ml
  • オレンジジュース:180ml×1/2 = 90ml

スクリュードライバーを作る手順

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スクリュードライバーは、ウォッカとオレンジジュースだけで作れる、シンプルなカクテルです。戦術した通り、ビルドと呼ばれる製法で作られます。プロが持っているような道具を使う必要がないため、ホームパーティーなどで出してみると喜ばれるかもしれませんね。

  1. タンブラーに氷を入れる。
  2. タンブラーに材料を入れてステアする。

スクリュードライバーを美味しく作るためのコツ

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スクリュードライバーの作り方は、非常にシンプルです。とは言っても、少しでも作り方を間違えてしまうだけで、薄くて不味いカクテルになってしまいます。クラスに入れる材料の順番に気を付けるなど、作る上で押さえておきたいポイントはいくつかあります。ここでは、スクリュードライバーをもっと美味しく作るためのコツをご紹介していきます。

オレンジジュースが味の決め手

基本的に、ベースとなるウォッカは無味無臭のアルコールスピリッツです。そのため、スクリュードライバーの味の決め手となるのはオレンジジュースと言って良いでしょう。

そして、そのオレンジジュースとは、果汁度の濃いものをおすすめします。どれにすれば分からないという場合は、果汁100%のオレンジジュースであれば、薄くなってしまうリスクも軽減できます。

氷にもこだわる

カクテルに入れる氷を、ただ冷やすためのものと考えていませんか?基本的に、冷凍室などで作った氷などは溶けやすく、すぐに味のバランスを崩してしまう要因になります。

バーなどでお客様に提供する場合は、氷屋さんが売っているような本格的なものがおすすめです。スクリュードライバーをより美味しくするために、氷にもこだわってみましょう。

スクリュードライバーを薄くしない裏技

どうしても氷が溶けて薄くなってしまう…。とは言っても、氷屋さんから氷を仕入れるのも難しい。そんな場合に使える裏技をご紹介します。

方法はいたってシンプル、オレンジジュースの氷を作ってしまうのです。

水の代わりにオレンジジュースを凍らせることで、スクリュードライバーが水っぽくなるのを防ぐことができます。

モスコミュール作りに最適なおすすめウォッカ銘柄

null ジンジャーエールの代わりにジンジャービールを使うなど、少しの工夫でモスコミュールの味を変えることができます。お酒の楽しみ方は人それぞれですが、せっかくなら、ベースとなるウォッカにこだわってみてはいかがでしょうか。ロシアや中東欧で親しまれている蒸留酒の定番として知られているウォッカ。ここでは、モスコミュール作りに最適なおすすめウォッカ銘柄をご紹介します。

スミノフ

null 出典:https://www.kingkeg.com/smirnoff-smirnoff-red.html ウォッカと言えば、誰もが一度は耳にするスミノフを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ロシアで生まれ、19世紀にはロシア皇帝御用達だった正統派ウォッカとして知られています。現在では、世界で最も販売されているブランドとしても有名ですよね。伝統的な製法で時間をかけてろ過されたスミノフは、クセのないウォッカとしての特徴を最大限に引き出した美味しさです。

ズブロッカ

null 出典:http://roust.com/brands/zubrowka

伝統的な製法を元に、政府にも認められている香り高いフレーバーウォッカこそがズブロッカです。ウォッカ特有のわずかな甘みに加え、独特な香りと口当たりで、世界中にファンが存在する銘柄。その香りは、日本の桜餅や蓬餅、あるいは青りんごに形容されるほど。その甘い香りと飲み口から、「バニラグラス」や「スイートグラス」とも呼ばれています。

ファイヤースターター

null https://www.urban-drinks.de/en/firestarter-vodka-07l-40-vol.html まるで消火器を彷彿とさせるようなデザインは遊び心満載で、部屋のインテリアとしても大活躍します。東欧・モルドヴァ生まれで北米のクラブシーンでも大人気となったファイヤースターター。その中身は、モルドヴァの豊かな丘陵で作られた冬小麦を原料としており、19世紀から伝わる秘伝のレシピを元に作られたスーパープレミアムウォッカです。

フィンランディア

null 出典:http://www.finlandia.com/en

ウォッカと言えばロシアのイメージが強いですが、同じく寒い北欧のフィンランドでもウォッカは製造されています。その中でも、特に有名な銘柄がフィンランディアです。北欧独自の環境とフィンランドに昔から伝わる伝統製法で作られ、上品な口当たりが特徴的なプレミアムウォッカです。氷をイメージしたボトルもお洒落で、飲む以外にもインテリアとして活用できます。

アブソルート

null 出典:https://www.absolut.com/jp/products/ 寒い環境である北欧や東欧ではないものの、スウェーデンの長い歴史の中で洗練された技術で作られるアブソルートも世界中で愛されるウォッカ銘柄です。ウォッカらしく雑味もアルコール臭もほとんどしない、ほのかな甘みが口の中に残ります。また、さまざまなフレーバーがラインナップされており、どれも「飲みやすくて、美味しい」と高評価を得ています。

ストリチナヤ

null 出典:https://www.absolut.com/jp/products/

ウォッカの本場として知られるロシアにおいて、多くの国民が愛飲しているのが、国営銘柄でもあるストリチアナです。厳選された素材を使用し、高い品質のウォッカを製造しているのはもちろんのこと、バリエーションも数多く存在します。ほんのりと甘みを感じる口当たりの優しさは、ウォッカ初心者でも飲みやすく、カクテルベースにしても邪魔になりません。

スカイ

null 出典:https://www.richmondmarketing.com/

アメリカ・サンフランシスコで1992年から販売されているスカイは比較的新しい銘柄ですが、すでに世界中で絶大な人気を集めています。ブルーのボトルがお洒落で、クリアな口当たりはストレートでも美味しいですが、カクテルベースとして飲むと、美味しさをさらに引き立てます。オリジナルを含めて4種類のラインナップは、どれも個性的です。

グレイグース

null 出典:https://www3.greygoose.com/

美食の国と評されているフランスで製造されているグレイグース。実は、従来のウォッカとは異なったコンセプトで作られており、プレミアムウォッカの中でも最高品質の商品を提供しています。原材料の良さを残すために蒸留とろ過を最低限度にとどめているのが特徴的です。これまでにも、さまざまなコンテストで1位に輝いており、カクテルベースとして広く使われています。

スクリュードライバーのアレンジレシピを紹介

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もっと違う方法でスクリュードライバーを楽しみたい!そんなお酒大好きな人もいるのではないでしょうか。そこで最後に、スクリュードライバーのさまざまなアレンジ方法をご紹介していきます。通常のスクリュードライバーとは少し違った味を楽しむことができるため、気になる人は是非試してみてくださいね。

ゴールデンスクリュー

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  • ウォッカ:45ml
  • オレンジジュース:適量

実を言うと、スクリュードライバー本来のレシピ名だったのが「ゴールデンスクリュー」です。現在は、スクリュードライバーのアレンジカクテルとして知られています。

アルコール度数は自分で決めるといったレシピとなっており、シェーカーを使用するシェークという製法で作るのが一般的です。辛口のカクテルを好む人におすすめ。

ハーベイ・ウォールバンガー

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  • ウォッカ:10ml
  • オレンジジユース:80ml
  • ガリアーノ:30ml

「ハーベイ・ウォールハンガー」とは、スクリュードライバーにハーブのような豊かな香りを持つガリアーノというリキュールを加えて作るカクテルです。少しさっぱりした口当たりが特徴的。

ウォッカの分量が少なめですが、ガリアーノによってアルコール度数が調整されます。作り方としては、通常のスクリュードライバーを作ってから、最後にガリアーノを混ぜて完成です。

イタリアン・スクリュードライバー

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  • アマレット:30~45ml
  • オレンジ・ジュース:適量

スクリュードライバーのベースをウォッカからイタリア産のリキュール・アマレットに変えて作るカクテルです。基本的にはウォッカの代わりにアマレットを使用するだけなので、分量や作り方は変わりません。

アマレットはあんずの核を原料としており、アーモンドの香りがする甘みとまろやかさが特徴のカクテルとなっています。「イタリアのスクリュードライバー」の意味を込めて、名付けられたそうです。

まとめ

「オレンジブロッサム」「カンパリオレンジ」「バレンシアカクテル」など、オレンジジュースを使用するカクテルはたくさん存在します。

その中でも、スクリュードライバーは代表格と言えるでしょう。作り方によっては、スクリュードライバーの良さが薄れてしまうこともあります。分量や手順はもちろんのこと、使用する材料にもこだわって作ってくださいね。