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ソムリエ資格とは?資格の種類と違いは?仕事内容、年収まで解説

ソムリエ資格とは?資格の種類と違いは?仕事内容、年収まで解説
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ソムリエになるには?ソムリエ資格を取るのは難しい?日本ソムリエ協会と全日本ソムリエ連盟のうちどちらの種類を取得すべきか?メリット、過去問、費用を比較解説し、給料などを紹介します。効率的な勉強方法で、ソムリエ資格を取得しましょう。

目次

飲食店スタッフのサービスレベルアップや競合店との差別化を図って、ソムリエの採用や資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

ソムリエが一人いるだけで、飲食店に対するお客様の安心感や信頼感が上がり、飲食店全体のサービス向上が期待できます。

TVドラマや漫画などのメディア露出の拡がりもあって「ワインのプロと言えばソムリエ」というイメージがお客様に定着してきています。胸元に輝くブドウバッジは、誰もが知るソムリエの証として役立つのではないでしょうか。

資格の種類は2つ

ソムリエ資格の認定組織は、日本ソムリエ協会と全日本ソムリエ連盟があります。 日本ソムリエ協会では「JSAソムリエ」、全日本ソムリエ連盟では「ANSAソムリエ」という資格を認定しています。 一般的なソムリエは、「JSAソムリエ」となっていますが、それぞれの資格の特徴については後から詳しく解説します。

ソムリエとは

ソムリエ 資格

ソムリエとは、レストランやホテルでワインの仕入れ・品質管理・サービスを行う専門職のことです。主にお客様のワイン選びをサポートし、食事に合うようにワインを提供します。フランスでは国家資格となっており、非常に難関で、権威のある職業となっています。

日本では、民間資格の「ソムリエ呼称資格認定試験」に合格するとソムリエになれます。ただし、日本のソムリエは、仕事をするために資格が必須ではないので、資格がなくても業務を行うことが可能です。

意味

ソムリエという言葉の始まりは、「sagmarius」「saumarius」という「荷役用の牛馬」を意味するラテン語だといわれています。動物に荷物を運ばせる人を指して使われていた言葉で、12世紀にフランスで「sommlie」となり、13世紀に「動物の使い手」を意味する「sommelier」という言葉が生まれました。

ソムリエという言葉が、現代のようなワインを扱うサービスマンの意味となったのは、18世紀のフランス革命後だといわれています。当時、国王の旅行で携行する飲料のことを「ソミエル」と呼び、その後食料を管理する役職のことを「ソムリエ」と呼ぶように変化していきました。

そしてフランス革命後、ソムリエを含む料理人達が街にレストランを出店し、現在のようなソムリエの意味が定着していきました。

ソムリエとソムリエール

男性のソムリエのことを「sommelie(ソムリエ)」、女性のソムリエのことを「sommeliere(ソムリエール)」と呼びます。

フランスやイタリアなどのヨーロッパの国では、職業を表す言葉に「男性名詞」と「女性名詞」という区分があります。ソムリエとソムリエールの違いはここからきており、どちらも仕事内容は同じで、呼び方だけが異なっています。

資格のメリット

ソムリエ 資格

ソムリエ資格の学習をすることで、飲食店のサービススキルとワインを中心としたお酒の知識が身につきます。ワインに限らず酒類全般の歴史や製造を学んでいくので、お酒に対する総合的な知識が定着し、ワインの仕入れや管理、保存に至るまでの最適な方法までわかるようになります。

飲食店経営者であれば、客観的に優秀なサービスマンを判断できるようになり、店舗スタッフの指導や採用に活かせるメリットがあります。

お客様の信頼アップ

ソムリエバッジを付けていることで、ワインのプロである知識と技能を持った証拠となり、お客様に信頼感を与えます。ワインの知識は奥が深く、一般のお客様には難しい部分が多いです。確かな知識を持ったソムリエがわかりやすくメニュー提案を行うことで、お客様が食事をより楽しめるようになります。

サービススキルの向上

ソムリエは接客のプロとして、お客様の要望や好みに応じてワインや料理を提供します。ソムリエ試験では、サービスに必要な立ち振る舞いや基本的な接客技能を問われるので、ソムリエ資格の学習を通してサービススキルが身についていきます

酒類全般について幅広く学べる

ソムリエ試験ではワインに関する知識や技能だけでなく、ビール・ウイスキー・スピリッツ&リキュール・焼酎・日本酒など、その他のお酒についても幅広く学びます。あらゆるお酒の歴史と製法を幅広く学ぶので、お酒を扱う飲食店関係者は取っておいて損はない資格の一つと言えるでしょう。ワイン以外のお酒にも詳しくなることで、お客様に訴求力のある提案ができるようになり、飲食店の業態にあったお酒メニューの充実にも繋がります。

料理とワインのマリアージュがわかる

ソムリエ試験の学習をすることで、世界中の料理とワインのマリアージュ(相性)について判断できるようになります。試験範囲ではフランス、イタリアの代表的な料理からチーズまで網羅し、食事の流れ、ソースとの相性、シチュエーションに合わせてどのようなワインを合わせるのかを学びます。フレンチやイタリアンなどに限らず、食材によってどのお酒を合わせれば良いのかも判断できるようになるので、お酒を扱うどのような業態にも学習するメリットがあります。

ワインの仕入れ・管理・保存方法がわかる

ワインの仕入れを行い、適正な品質を保ち管理することもソムリエの役割の一つです。同じ銘柄のワインでもヴィンテージによって生産の背景が異なるので、ワインを扱う飲食店には、それらを判断できる知識と技能が求められます。そしてワインは、ずさんな管理をしてしまうと品質が大きく変わってしまうお酒です。デリケートなワインにとって、品質管理は外せないポイントの一つでしょう。

優秀なソムリエを採用できる

採用面談時に模擬サービスを行ってもらいましょう。また、飲食店経営者であれば、自らがソムリエ資格を取得することで、客観的に優秀なソムリエを採用する判断ができるようになります。スタッフの育成や指導にも役立つので、お客様のサービスのみならず、飲食店にもメリットを還元できる資格です。

資格の種類

ソムリエ 資格

日本ではソムリエ資格を認定している団体が2つあります。

2つの認定組織「日本ソムリエ協会」と「全日本ソムリエ連盟」

日本では2つの団体が「ソムリエ」呼称を認定しています。

1つ目は、日本ソムリエ協会が認定する「JSAソムリエ」です。受験資格は日本ソムリエ協会会員歴が2年以上あるか、第一次試験時に酒類業界に3年位以上従事している必要があります。また、ソムリエの世界機構であるASI(国際ソムリエ協会)に加盟している団体で、世界的に通用する「国際ソムリエ協会認定ソムリエ資格」認定試験の受験資格が得られるのも特徴です。

2つ目は、全日本ソムリエ連盟が認定する「ANSAソムリエ」です。職歴や経験は不問で、全日本ソムリエ協会の講習を受けることで受験資格が得られます。

どちらも基本的に試験に合格することでソムリエを名乗ることができますが、一般的にソムリエと言えば、日本ソムリエ協会が認定する「JSAソムリエ」を指すことが多いです。

「日本ソムリエ協会」の資格種類

ソムリエ 資格

飲食従事者向けの「ソムリエ」、一般のワイン愛好家向けの「ワインエキスパート」、さらに上位資格として、「シニアソムリエ」、「シニアワインエキスパート」があります。

2015年までは「ワインアドバイザー」、「シニアワインアドバイザー」という資格がありましたが、国際ソムリエ協会による「ソムリエ」の再定義が行われた影響を受け、2つの資格はソムリエ呼称に統合されました。

いずれの資格も20歳以上の方が受験対象となっており、試験に合格すると認定証と認定バッジが付与されます。

また、認定登録料として受験料とは別に20,570円かかります。

日本ソムリエ協会 ソムリエ(受験資格・試験内容・受験料)

知名度が高いのは、日本ソムリエ協会のソムリエです。筆記、テイスティング、サービス実技・論述と、三次試験まであり、近年の合格率は20%前後の難関試験です。

2018年度試験より、「ソムリエ」「ワインエキスパート」呼称に限り、一次試験でCBT方式が導入されました。CBT方式とは、コンピュータを利用する試験方式で、受験者が日時や会場を選択して受験できます。

CBT方式の導入により、一次試験を2回受験できるようになっています。また二次試験以降に進んで合格できなかった場合、翌年以降の一定期間、通過した試験が免除になる制度もあります。

受験資格

下記のいずれかの職務を通算3年以上経験し、第一次試験日においても従事している方。

ソムリエ協会会員は、会員歴が2年以上あり、下記のいずれかの職務を通算2年以上経験し、第一次試験日においても従事している方。

  • お酒を提供する飲食サービス
  • アルコール飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造
  • アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務

※雇用体系により従事時間数の規約あり

試験内容
  • 一次試験 筆記 2018年度試験よりCBT方式に。教本の範囲から出題されます。

  • 二次試験 テイスティング、論述試験 テイスティングは、5〜6種類のワインおよび酒類をマークシート方式で回答します。論述試験は、三次試験の内容として審査されます。

  • 三次試験 サービス実技 ワインの開栓とデカンタージュです。試験官をレストランのお客様に見立てて、模擬サービスを行います。

  • 書類審査 三次試験を通過すると書類審査です。期日までに書類を提出しているか、受験資格を満たしているか、虚偽の報告をしていないか等を確認します。

受験料

一次試験から受験される方(1回受験) - 一般の方:25,440円 - 正会員の方:17,210円

一次試験から受験される方(2回受験) - 一般の方:29,760円 - 正会員の方:21,530円

二次試験から受験される方 - 一般の方:12,690円 - 正会員の方:6,520円

三次試験のみ受験される方 - 一般の方:6,340円 - 正会員の方:3,260円

ワインを極めていくなら「シニアソムリエ」(受験資格・試験内容・受験料)

ソムリエの上位資格がシニアソムリエです。近年の合格率は10%前後で、非常に狭き門の試験となっています。

試験範囲は、ソムリエ協会教本の範囲にとどまらず、ワインを中心とした広く深い知識を問われます。日頃から自分で情報を集める能力が求められ、重箱の隅をつつくような問題が出題される傾向です。

シニアソムリエは、ソムリエコンクール出場を意識するほど勉強しないと、まず受かりません。受験者は、ソムリエ協会主催のフォローアップセミナーを受講することをお勧めします。

受験資格

日本ソムリエ協会ソムリエまたはワインアドバイザー資格取得後3年経過している方。

下記のいずれかの職務を通算10年以上経験し、筆記試験日においても従事している方。

  • お酒を提供する飲食サービス
  • アルコール飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造
  • アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務

※雇用体系により従事時間数の規約あり

試験内容
  • 筆記試験 シェフ・ソムリエ、販売、バイヤー、教育、啓蒙に携わるプロとして求められる基礎知識および周辺知識について。試験内容は教本を中心としますが、教本外の知識も問われます。

  • テイスティング テイスティングはソムリエ試験同様、5〜6種類のワインおよび酒類について回答します。一部筆記となっており、ワインの生産地だけでなく、地方まで答える必要があります。

  • サービス実技 基本的にはワインの抜栓、サービスです。さらに踏み込んだプレゼンテーションを見られます。

  • 口頭試問 基礎知識、販売、接客に関することを、口頭で答えます。

受験料

筆記から受験される方 - 一般の方:21,360円 - 正会員の方:14,840円

テイスティングから受験される方 - 一般の方:12,690円 - 正会員の方:6,520円

サービス実技から受験される方 - 一般の方:6,340円 - 正会員の方:3,260円

ワインエキスパート(受験資格・試験内容・受験料)

一般のワイン愛好家向けの資格です。酒類業界従事者でなくても受験できます。合格率は30%前後。ワインエキスパートは二次試験までとなっており、サービス実技・論述試験・書類審査はありません。

受験資格

職種・経験不問。

試験内容
  • 一次試験 筆記 2018年度試験よりCBT方式に。教本の範囲から出題されます。

  • 二次試験 テイスティング テイスティングは、5〜6種類のワインおよび酒類をマークシート方式で回答します。試験年度により変化しますが、ソムリエよりも1〜2種類多い傾向です。

  • 受験料 一次試験から受験される方(1回受験)

    • 一般の方:25,440円
    • 正会員の方:17,210円
  • 一次試験から受験される方(2回受験) - 一般の方:29,760円 - 正会員の方:21,530円

    二次試験から受験される方 - 一般の方:12,690円 - 正会員の方:6,520円

シニアワインエキスパート(受験資格・試験内容・受験料)

ソムリエ 資格

ワインエキスパートの上位資格がシニアワインエキスパートです。近年の合格率は30%前後で、シニアソムリエ同様の難関試験となっています。また、受験資格は年齢30歳以上の方という条件が付いてきます。

試験内容は筆記試験、テイスティング、小論文の3科目です。シニアソムリエと違い、サービス実技と口頭試問はありません。

受験資格

日本ソムリエ協会ワインエキスパートで、資格取得後5年経過している方。 年齢30歳以上の方。

試験内容
  • 筆記試験 シェフ・ソムリエ、販売、バイヤー、教育、啓蒙に携わるプロとして求められる基礎知識および周辺知識について。試験内容は教本を中心としますが、教本外の知識も問われます。

  • テイスティング 5〜6種類のワインおよび酒類について回答します。シニアソムリエ同様、一部筆記となっており、ワインの生産地だけでなく、地方まで答える必要があります。

  • 小論文 ワインおよび産地に関する理解力、伝達能力について記述します。

受験料

筆記から受験される方 - 一般の方:21,360円 - 正会員の方:14,840円

テイスティングから受験される方 - 一般の方:12,690円 - 正会員の方:6,520円

小論文から受験される方 - 一般の方:6,340円 - 正会員の方:3,260円

「全日本ソムリエ連盟」の資格種類

ソムリエ 資格

3種類から受験方法が選べる「ソムリエ」「ワインコーディネーター」、認定講習会に参加して資格取得する「ワインナビゲーター」、1〜3級にレベル分けをした「ワイン検定」の4種類の資格があります。

全日本ソムリエ連盟の資格は、受験者のレベルに合わせて、多様な受験スタイルを選択できるのが特徴です。また、知識を詰め込むだけでなく、実践的なカリキュラムを組んでいるので、現場で役に立つ技能が身につきます。

ソムリエ/ワインコーディネーター(受験資格・試験内容・受験料)

試験に合格すると認定証と認定バッジが付与されます。呼称資格名は、申し込み時に「ソムリエ」か「ワインコーディネーター」のどちらかを選びます。

受験方法は、以下の3つから選択します。

  • 通信プログラム 専任講師による添削と好評を受けられます。テキスト、DVD、教材酒が付き。最短で4ヶ月で資格取得できます。

  • 在宅受講コース 全講義をDVD受講できるコースです。テキスト、DVD、教材酒が付き。試験は随時開催されているのをご自身で選びます。

  • 2日間集中プログラム 2日間で受講と受験を行います。事前に送られてくる教材で予習し、講義、自習、質疑応答を繰り返して合格を目指します。

受験資格

申し込み時に満20歳以上の方。

試験内容
  • 通信プログラム 試験はありません。全3回の課題を提出し、基準に達すると合格です。

  • 在宅受講コース

    • 一次試験 筆記 酒類をはじめとする飲食全般の基礎知識。
    • 二次試験 筆記 ワインに関する基礎知識。
    • 三次試験 テイスティング ワイン2種類のテイスティング、ワインの状態の鑑定。
    • 四次試験 筆記 各国のワイン法規などの専門知識。
    • 五次試験 サービス実技、口頭試問
  • 2日間集中プログラム 在宅受講コースとほぼ同じですが、三次試験までとなっています。

受験料

受講コースおよび「一般」「学生・シニア」「FB0認定会員」「ナビゲーター取得者」の区分で、それぞれ受験料が異なります。別途、区分に応じて、認定料、FBO(料飲専門家団体連合会)入会金、初年度年会費がかかります。

  • 通信プログラム 一般:66,800円 学生・シニア:33,400円 FB0認定会員:33,400円 ナビゲーター取得者:46,800円

  • 在宅受講コース 一般:47,200円 学生・シニア:23,600円 FB0認定会員:23,600円 ナビゲーター取得者:33,000円

  • 2日間集中プログラム 一般:121,100円 FB0認定会員:38,100円 ナビゲーター取得者:92,200円

    ※2日間集中プログラムは、認定料、入会金、初年度年会費などを受験料に含みます

ワインナビゲーター(受験資格・試験内容・受験料)

知的にワインを楽しみたい一般消費者向けの資格です。全日本ソムリエ連盟の認定基準条件を満たすと、カード型認定証が付与されます。

  • 受験資格 申し込み時に満20歳以上の方。

  • 試験内容 試験なし。ワインナビゲーター認定講習会に参加必須。

  • 受験料 5,500円(ワインナビゲーター認定登録料含む)

ワイン検定(1〜3級)(受験資格・試験内容・受験料)

ソムリエ 資格

ワイン検定の目的は、消費者にワインの魅力と楽しみ方を知ってもらうことです。3級から1級になるに連れて、試験難易度が上がります。各受験級とも併願可能です。テイスティング試験はありません。

受験資格

申し込み時に満20歳以上の方。職種・経験不問。 1級は、2級合格者のみ受験可能。 ソムリエ/ワインコーディネーターは1級から受験できます。

試験内容

歴史、文化、造り方、楽しみ方、モラル・マナー、雑学分野の中から、マークシートによる択一選択方式で50問回答します。

受験料

1級 4,700円 2級 4.200円 3級 3,650円

日本ソムリエ協会ソムリエ資格の難易度と勉強で意識したい3つのポイント

ソムリエ 資格

日本ソムリエ協会(JSA)のソムリエ試験は、受験者の4人に1人しか合格できず、飲食業界の中では難しく権威のある資格となっています。

JSAソムリエ試験の日程

毎年8月お盆明け頃に一次試験(筆記)があり、9月末頃に二次試験(テイスティング)、11月上旬に三次試験(サービス実技・論述)が行われます。長丁場の試験で出題範囲が広いため、頻出問題に絞った学習が合格への近道です。

2018年JSAソムリエ試験の日程(申し込みは2018年3月1日(木)~ 6月29日(金)協会到着分まで) 

ソムリエ 資格
出典:https://www.sommelier.jp/

2017年度試験の合格率は23.5%

2015年頃までは合格率40%前後を推移していましたが、年を追うごとに難しくなっています。2016年よりワインアドバイザー呼称資格がなくなり、ソムリエ試験の制度が変わってから大幅に合格率が落ちました。地図問題やニューワールドと呼ばれる国々について、そして日本酒について問われる範囲が拡がっている傾向です。

一次試験の合格ラインは正答率約70%

ソムリエ試験の鬼門は、一次試験の筆記だと言われています。600ページ以上に及ぶ分厚い教本の中から、マークシート方式の4択問題で130問ほど問われます。しかし、教本の内容をすべて覚える必要はなく、頻出問題にポイントを絞った学習をすれば合格できます。

最低合格ラインは公表されていませんが、およそ70%の正解率と言われています。その年の試験難易度によって合格ラインは上下し、ある程度決まった合格者数になるように調整されているようです。

二次試験はワインの特徴を掴むのがカギ

二次試験は、テイスティングです。5-6種類のワインとその他のお酒が出題され、マークシートで解答します。ワインは外観、香り、味わいを評価し、適正な提供温度やグラスの選択、ヴィンテージ、ブドウの品種まで解答します。その他のお酒は名前だけ解答します。各項目の配点は公表されていません。

二次試験のポイントは、目の前にあるワインについて適正な評価ができるかです。例えば、若いヴィンテージの軽めのワインなのに、熟成した重厚感のあるワインと解答すると減点されます。また、ソムリエ試験では「ブドウ品種を3問以上当てないと不合格」という噂を聞きますが間違いです。筆者は5問中1問しか正解していませんが合格しています。

三次試験は大きなミスがなければOK

三次試験は、ワインサービス実技と論述です。お客様(試験官)から注文を受け、ワインの抜栓とデカンタージュ(デカンターにワインを移すこと)を行います。

事前に模範解答の動画が公表されるので、動画の流れ通りに最後までサービスができれば多少のミスをしても問題ありません。ミスをした場合は、実際にレストランでサービスする時の立ち振る舞いを思い出しましょう。楽しい食事の時間を邪魔しない心配りが求められます。

また、試験会場によりますが、複数の受験者で同時にサービスを行います。試験官に声が聞こえるように、ハキハキと笑顔でサービスしましょう。

2016年の東京会場では受験番号順にグループに分かれ、受験者6人に対し試験官は3人でした。大きな会場で何百人が同時にサービスを開始するので、想像以上に騒がしくなります。

論述試験は、試験範囲や配点が公表されていません。傾向としては、お酒全般の知識とあなたの考えを筆記で問われます。基本的に前向きな意見で解答し、空白を作らないように意識しましょう。

勉強で意識したい3つのポイント

1.過去問を解いて出題傾向を把握する

ソムリエ試験の勉強は、ワインスクールや通信講座で学ぶ方法、参考書を購入し独学で学習する方法があります。どのような勉強方法でも、試験傾向を掴むために必ず最初に過去問を解きましょう。ここ数年は試験傾向が変わっているので、どのような傾向で出題がされるのか把握する必要があります。

2016年度JSAソムリエ呼称資格認定試験(第一次) 抜粋 

ソムリエ 資格
出典:https://www.wincle.com/

過去問はこちらのリンクから解説付きでダウンロードが可能です。

2.メインの参考書は1冊のみ、浮気しない

参考書は1冊と決めましょう。試験勉強がうまくいかないと別の参考書に目移りしてしまいますが、覚えることは同じです。

3.キーワードを関連付けて覚える

暗記項目は関連付けで覚えると、記憶に残りやすく忘れにくくなります。ワインは合わせると料理と一緒に、地名は地図と一緒に、できる限り覚える量を減らすのがコツです。

日本ソムリエ協会ソムリエ資格試験にむけた対策方法

ソムリエ 資格

ソムリエ資格の試験の難易度や勉強の際意識すべきポイントが分かっても「どこから手をつけていいかわからない!」という方へ、おすすめのスクールや勉強法・参考書を紹介します。

おすすめのワインスクール3選

まず一つに、ソムリエ試験対策講座を行なっているワインスクールで学ぶ方法があります。試験勉強のペースが作りやすく、受験仲間が周りにいることでモチベーションを維持しやすくなります

日本ソムリエ協会会長が主催「田崎真也ワインサロン

日本ソムリエ協会(JSA)会長の田崎真也氏がオーナーのワインスクールです。ゆっくり勉強を始めたい初心者に向けたプレ講座や、基礎からじっくり学べる試験対策講座、そしてシニアソムリエ試験対策講座まで揃っています。毎回3-6種類のテイスティングも実施し、一次、二次試験直前講座の対策講座(別講座)も行っています。

ソムリエ 資格

 出典: http://www.tasaki-shinya.com 

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ソムリエ試験合格率86%越え「自由が丘ワインスクール

30年以上の歴史があり、全国平均を大きく上回る合格率86%の実績と豪華な講師陣が特徴のワインスクールです。平日から土日まで幅広く開講しているので、受講者のライフスタイルに合わせて受講できます。仕事が忙しくてスケジュールが合わず受講できなくても、講座の振替ができるので安心です。

ソムリエ 資格

 出典: https://www.wincle.com 

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通信教育講座も豊富「田辺由美ワインスクール

東京、大阪、福岡にそれぞれ校舎があり、長期講座から集中短期講座、そして二次試験のテイスティングや三次試験のサービス実技講座も行っています。また、通信教育で添削やテイスティング対策も行っているので、ワインスクールに通えない地方在住の方でもプロの指導が受けられるワインスクールです。

ソムリエ 資格

 出典: https://www.wincle.com 

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独学におすすめの参考書3選

スクールに通うには時間やお金がない…という方は参考書を用いて独学で勉強するでしょう。その際はソムリエ試験は毎年情報が更新されていくので、必ず最新版の参考書を使用しましょう。参考書を選ぶ際は口コミなどの評判に頼るだけでなく、できれば実際に書店へ足を運び、内容を確かめてみるといいでしょう。

ワインとグルメの資格と教室2018

ソムリエ試験の傾向と対策が丁寧に解説され、数少ない二次試験と三次試験の対策も詳細に書かれている参考書です。ソムリエ試験を受験するなら必須とも言える参考書で、筆者も一番に読み込みました。6年分の過去問題に対して丁寧な解説が付いているので、過去問演習にも持ってこいです。

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受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き2018年度版

新傾向のモルドバ共和国、ジョージアの単元を収録し、地図問題にも対応しています。情報がよくまとまっているので、覚えるべきポイントがわかりやすく、メインの参考書に向いています。

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出題傾向まるわかり ワインの試験問題集 2018/19

ソムリエ試験の過去問を中心に400問を厳選した問題集です。コンパクトで持ち運びやすく、通勤や休憩などの隙間時間に学習するのに最適なボリュームです。全ての分野が網羅されているので、試験直前期に苦手分野の浮き出しにも役立ちます。

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日本ソムリエ協会サービス実技試験で必要なものは?

ソムリエ 資格

ソムリエナイフ、エプロンは試験会場に用意されていません。その他のサービスに必要な器具はある程度揃っていますが、試験前の練習をするために揃えておいた方がいいでしょう。また、年によって受験要項が変更される可能性があるので、必ず受験要項を確認して試験に挑んでください。

ソムリエナイフおすすめ3選

ソムリエ試験では、ワインのコルク抜栓にソムリエナイフを使います。ソムリエナイフに制限はなく、ダブルアクションと呼ばれる二段階式でコルクを開けるソムリエナイフの使用も認められています。試験中は緊張するので、普段から使い慣れたソムリエナイフで試験に臨むのがオススメです。

フランスの老舗ブランド「シャトーラギオール グランクリュ ブラックホーン 4016

ソムリエナイフと言えば1850年創業のフランスの老舗ブランド「シャトーラギオール」が有名です。ハンドメイドのソムリエナイフで、フォイルカッターの耐久性に優れた逸品です。

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初心者・練習用におすすめ「Sugoiti ソムリエナイフ コルク抜き ワインオープナー

コルクを抜きやすい仕組みのダブルアクションのソムリエナイフです。のこぎり形のフォイルカッターはキャップシールを切りやすく、価格も手頃なので初めてのソムリエナイフにも向いています。

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コンパクト・軽く安価「ガリバー ソムリエナイフ バーガンディ4662

こちらもダブルアクションタイプのソムリエナイフで、筆者がソムリエ試験で使用しました。コンパクトで軽いので女性にも扱いやすく、一本持っているだけで実用でも練習用でも重宝します。

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エプロンはサービス実技に必須

ソムリエ試験では、エプロン(前掛け)の着用が必須です。ワインのサービス中に、ワインをこぼしてしまう可能性が考えられ、試験は実際のレストランのサービスを想定しているので、不足の事態にも備えておきましょう。予備のソムリエナイフやトーション(リトー)をエプロンのポケットに入れておくとトラブルがあった時に役立つかもしれません。

服装は就業中と同じ格好が望ましい

服装の規定はありませんが、普段の仕事着が望ましいでしょう。試験会場につくと、バーテンダーの格好やスーツ、キャビンアテンダント、割烹着の職人など多種多様な職種の方が受験しているのがわかります。サービスマンとして、恥ずかしくない格好で受験に挑みましょう。服装が乱れていたり、靴が汚れていたりするのはNGです。

その他・試験に関して必要なもの

パニエ、デカンター、トーション(リトー)、ライト、トレイ、紙ナプキン、テイスティンググラスなど、サービスに使う器具は練習のためにも揃えておきたいところです。飲食店のものを借りるか、ヤフオクやAmazonなどのネット販売を併用すると少ない費用で手に入ります。

全日本ソムリエ連盟試験の難易度と勉強で意識したいポイントは?

ソムリエ 資格

全日本ソムリエ連盟の試験は、受講コースによっては、五次試験まである長丁場の試験です。ただし、受験者を絞って落とす試験ではないので、講座とテキストの内容を理解していれば合格できます。

協会から送られてくる教材は、テキスト、DVD、テイスティング用のお酒がセットになっているので、別途テキスト等を購入する必要はありません。ライフスタイルに合わせて受講コースを選び、内容を理解しながら学習するのがポイントです。

海外のソムリエ資格について

ソムリエ 資格

海外のソムリエ国家資格の多くは、英語やフランス語で回答しなければならず、知識や技能を問う以前に、言語の壁を乗り越えなければなりません。

ここでは海外のソムリエ資格を代表して、日本語受験が可能な「Wine & Spirit Education Trust (WSET)」と世界最高峰のワイン資格「Master of Wine(マスターオブワイン)」をご紹介します。

Wine & Spirit Education Trust

WSET(ダブリューセット)と呼ばれ、イギリスにある世界最大のワイン教育機関が主催する国際資格です。マーケティング分野に重きを置いた資格で、Level 1からLevel 4まで、難易度ごとに4段階あります。

Level 3までは日本語または英語で回答できますが、Level 4になると英語で回答しなければなりません。Level 2が、日本ソムリエ協会のソムリエ資格と同等の難易度といわれています。Level 4取得者は世界で約9,000人、日本人は33名しかいません。

Master of Wine(マスターオブワイン)

世界で最も難しいワインの資格が「マスターオブワイン」です。世界24カ国で340人しか資格取得者がおらず、一般的に「MW」の略称で通じています。

2018年現在、日本人のマスターオブワイン取得者は、英国在住の田中麻衣さんと、酒類専門店の山仁酒店の社長・大橋健一さんの2人だけとなっています。

受験するには、上述のWSET Level 4に合格する必要があります。6科目の筆記試験、ブラインドテイスティング、1万語におよぶ論文試験を全てくぐり抜けた人だけが得られる称号です。

有名なソムリエの紹介

世界最優秀ソムリエコンクールでは、フランス人が賞を総ナメにしている時代がありました。

しかし、1995年に田崎真也さんがフランス人以外で初めて優勝し、現代では日本人ソムリエの活躍が世界に広がっています。

ここでは、第一線で活躍している日本人ソムリエを4人ご紹介します。

田崎真也

日本で一番有名なソムリエといっても過言ではない田崎真也さん。ワインタレント、料理評論家としても活動し、2016年度より日本ソムリエ協会会長に就任しています。1995年に東京で開催された「第8回世界最優秀ソムリエコンクール」で優勝し、日本のワインブームの火付け役となりました。

森覚(もり さとる)

2008年「第5回全日本最優秀ソムリエコンクール」、2009年「第1回アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」で優勝した森覚さん。元々は教員志望でしたが、学生時代に見たソムリエコンクールに影響を受けて、ソムリエの道へ転向しました。コンラッド東京のエグゼクティヴソムリエ、日本ソムリエ協会・常務理事、自由ヶ丘ワインスクール講師です。

阿部誠

2002年「第3回全日本最優秀ソムリエコンクール」で優勝、2004年「第11回世界最優秀ソムリエコンクール日本代表」など数々の受賞歴を持つ、阿部誠さん。1987年にホテル西洋銀座に入社。その後、田崎真也ワインサロンの支配人を務め、数々のレストラン・バーを開業し、2017年には全ての店舗を譲渡しています。日本ソムリエ協会・常務理事、梅酒研究会・理事です。

若林英司

レストラン・エスキス支配人兼シェフ・ソムリエの若林英司さん。1991年に小田原の「ステラ マリス」のシェフ・ソムリエに就任。1995年東京・恵比寿の「タイユバン・ロブション」のシェフ・ソムリエ、2003年「レストラン タテル ヨシノ」の総支配人を務めています。2012年から、東京・銀座にグランメゾン・エスキスをオープンし、わずか半年でミシュラン2つ星を獲得しています。

ソムリエに向いている人とは?

ソムリエ 資格

ピシッとした服装で、スマートな立ち振る舞いがカッコよく見えるソムリエですが、どのような人に適性があるのでしょうか。

結論から言うと、ソムリエは気遣いができる人が向いています。また、ワインが好きで、ワインと食に関することに強い関心がある人に適正があります。

おもてなしが好きな人

ソムリエの最も重要な役割は、お客様に食事の時間を楽しんでいただくことです。食事のシーンに合わせて最適なワインを提案し、提供のタイミングに気を配り、お客様の要望にいち早く気づくことが求められます。

お客様によって適切なサービスは異なるので、相手の立場になって物事を考えられるコミュニケーション能力も必要となります。ソムリエは、細かい気遣いができる人、おもてなしが好きな人に向いている職業です。

ワインが好きな人

ソムリエはワインのプロフェッショナルです。お酒が苦手な方でも、ワインに関心があれば問題ありません。お酒にあまり強くない、下戸のソムリエはたくさんいます。ただ、ワインが嫌いな人には向いていない職業でしょう。

もちろんワイン以外のお酒全般、料理にも関心があると、お客様に対する提案力の幅が広がります。ソムリエはお客様に料理と合わせたワインを提供するのが、ひとつの役割です。ワインが好きであることが、必須条件です。

探究心がある人

ワインは、ぶどう畑の土壌の状態、気候、醸造方法、生産者、時代背景に至るまで、様々な要素が組み合わさって出来上がります。世界中には数えきれないほどのワインが存在し、同じ名称のワインであっても、ヴィンテージが違うだけで全く違う味わいのワインになります。

また、ワインと料理の組み合わせに100点満点の正解はありません。シーンごとに最適なサービスのタイミングや、提供温度、適切なワインの銘柄は変わってきます。どのワインがどの料理に合うのかを探求し続け、積極的にワインセミナーや試飲会に参加し、情報をアップデートし続ける探究心が必要です。

ソムリエでつらいこと大変なことは?

一見、華やかな職業に見えるソムリエですが、人の見えないところでは苦労することが多いのも事実です。

ソムリエは常に情報のアンテナを張って、ワインの勉強をし続けなければなりません。ソムリエ以外の仕事を強いられる場合や、食事制限が必要な場合もあります。

詳しくみていきましょう。

常に勉強が必要

資格をとったら終わりというわけではなく、常にワインの知識を学び続ける必要があります。ソムリエ資格を取得してわかることのひとつが、「ワインの世界の入り口に立っただけ」ということです。

ソムリエ資格の試験範囲は、基本的なことを抑えた内容に過ぎません。ワインの世界は、一生勉強し続けても終わりがないほど奥が深いものです。

休日には、ワインショップに出向いたり、テイスティングを繰り返しノートに記録したりと、一流のソムリエであるなら謙虚に勉強し続ける姿勢が不可欠です。

レストランによってはソムリエ以外の仕事も任されてしまう

ソムリエはお客様にワインのサービスを行うのが本来の仕事ですが、従業員が少ないレストランでは、料理の提供や会計といったサービスをすることがあります。

レストランのサービスに加えて、ワインの仕入れ、品質管理も行わなければならないので、他の従業員よりも勤務時間が長くなってしまうかもしれません。

味の強いものが食べられない

ソムリエはお客様にワインをサービスする際に、ワインの状態を確かめるためにテイスティングをします。ワインが最良の状態であるかを判断するには、繊細な味覚が欠かせません。

味の濃いものや、辛いものなど刺激が強い食べ物は、味覚が麻痺してしまうため、一流のソムリエは口にしません。普段から、できるだけ味の強い食べ物を避け、味覚が狂わないように体調をコントロールすることも求められます。

ソムリエの給料事情

ソムリエ 資格

ソムリエは高い専門性が求められるため、一般的なサービス業と同水準か、それ以上の給与水準となっています。

高収入を狙うには、シニアソムリエなどの上位資格を取得したり、国内・国外で行われるソムリエコンクールに参加したりして、ソムリエとしての知名度を上げていく方法があります。

平均年収・月収は

ソムリエの平均年収は300〜600万円で、月収は約20〜40万円といったケースがほとんどです。専門的な職種となるので、一般的なサービス業よりも給与水準が高い傾向で、資格手当が付くレストランもあります。

大規模なレストランでは、階級分けをして給与を決めているレストランもあり、1つの店舗に複数のソムリエが在籍していることもあります。

年収1000万円を超えるには

ソムリエとして高収入を目指すには、上位資格である「シニアソムリエ」を取得しましょう。シニアソムリエは、受験者の10%前後しか受からない難関資格です。シニアソムリエになれば、深い知識と高度な技術を持つ証明となるので、貴重な人材としてアピールできます。

また、国内・国外で開催されるソムリエコンクールに参加し、実績を残すこともひとつの方法です。

ソムリエとしての知名度が上がると、勤務するレストランの知名度の向上に繋がり、集客と売り上げアップが期待できます。コンクールを通じて人脈を広げることで、飲食以外の仕事の幅が広がる可能性もあります。

まとめ

ソムリエの種類は2種類あり、より高いサービスを目指すならJSAソムリエを、自分のペースで学ぶならANSAソムリエを目指しましょう。ソムリエ試験は4人に1人しか受からない難易度の高い試験ですが、頻出問題にポイントを絞った学習で攻略できます。

飲食店に携わるならとって損はない資格がソムリエです。要求されるレベルが高い分、ソムリエバッジ を手にすることでお客様の信頼が厚くなり、飲食店の全体的なサービス向上に繋がっていくことでしょう。この記事を参考に、ソムリエの採用やソムリエ試験の受験を検討してみてはいかがでしょうか。

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