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揚げ物はフライヤーの選び方 プロが選ぶおすすめ10選

掃除のしやすさ、安全性、油切りの使いやすさなど、様々な観点で比較することで、マルゼン、タニコーなど人気メーカー業務用フライヤーからおすすめを紹介します。新品から、中古、レンタル方法など導入方法の解説もします。

飲食店では「鶏の唐揚げ」「タコの唐揚げ」などの唐揚げ類から、「エビフライ」「ポテトフライ」など、天ぷら、トンカツなど必ず「フライヤー」を使うメニューが数多くあります。

しかし、大量の油を使い使用するフライヤーは製品によって、「安全性」「操作性」「経済性」「掃除のしやすさ」など様々な違いがあります。

そこでここではプロが選ぶべきフライヤーを、その特徴を中心に紹介していきたいと思います。 飲食店開業準備中の方、新しく揚げ物メニューを強化したい方、ぜひご覧ください。

業務用フライヤーの導入のメリット

業務用フライヤーは、温度調節が簡単で失敗を抑えられる、安全性が高い、熱効率が良いため油使用量の節約につながる。以上の3つの点でメリットがあります

温度調節が簡単で失敗を抑えられる

業務用フライヤーは60℃から200℃など、つまみやスイッチで温度を調節ができます。一般的に鍋で揚げ物を作ろうとすると、パン粉や衣を入れて目視で温度を判断してしまうため、火力が強すぎたり弱すぎたりミスが起こってしまいがちです。

そのようなミスは効率と歩留まりが大事な飲食店では致命傷です。そのような失敗を防ぐことができます。

安全性が高い

多くの業務用フライヤーには火事や火傷を未然に防ぐために、立ち消え安全装置がついています。 慣れないアルバイトスタッフの方にも安心して使っていただくことが可能です。

熱効率が良く、油節約につながる

揚げ物料理を作る飲食店ですと、油の使用量と料金はできる限り抑えたいものです。 業務用フライヤーは食品にできるだけ効率よく熱が伝わるように設計されているため、油使用量の節約につながります。

業務用フライヤーのデメリット

飲食店にとって、デメリットとしてはほとんどないと言っても過言ではないでしょうか。 確かに業務用フライヤーは一般的な50,000〜100,000円以上で高いかったり、大きくて場所を取るということはデメリットです。しかし、実際に油効率の良さ、鍋で揚げ物を作る際の危険性や温度コントロールのために常に人をつけておかなければいけないということをかんがみると、メリットの方が多いと考えられます。

ではここからはおすすめのフライヤーを紹介して参りたいと思います。

熱効率、安全性抜群「タニコー スタンダードガスフライヤーTGFL-45C

業務用厨房機器を中心に製造、販売している会社「タニコー」です。 こちらのフライヤーは五角形のステンレス浸管を使った独自のシステムで燃焼熱を逃がすことなく熱に交換します。

そして上部分を山型にしたことで油カス、揚げカスなどが溜まるのを防いでくれます。また、144ヶ所の銅フィンが熱効率を飛躍的に向上させたことで業界最高レベルの省エネが実現されています。

 さらに特殊断熱構造によって、油の表面の温度が上がり過ぎるのを防いでくれます。これによってフライヤー付近の温度が異常に上がることがなく、室温調整も容易になっています。耐久性に優れ、見た目も清潔感のあるオールステンレスでできており、パイプをこれまでの4本から2本へと減らしたことで隙間が広くなり掃除もしやすくなっています。   操作ダイヤルは本体に収納されていますので、油が飛んで汚れることもありません。ワンタッチで開くステンレス扉に守られています。   業務用厨房機器をメインに扱い、全国各地に拠点があるタニコーは昨年度売上実績が500億円を超えている高い信頼を得ている企業です。その会社の製品だけあって非常に優秀な性能と言えるでしょう。

奥行き600シリーズの「TGFL-45C」であれば下記のようになっています。



型式 TGFL-45C
外形寸法(mm) 間口450 奥行600 高さ800 
税抜価格(円) 179,000
油量(リットル)  18
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

厨房を涼しく保つ「マルゼン 涼厨フライヤー MGF-C18K

 マルゼンが「大阪ガス」と共同で開発した「涼厨フライヤー」です。マルゼンは設立して50年以上の歴史を持ち、一流ホテルやレストランの厨房機器も扱っている会社です。

 一般的にフライヤーを連続使用していると厨房が高温になることが多くあります。厨房が狭い場合などは深刻な悩みとなるでしょう。しかしこの「涼厨フライヤー」は厨房の温度が上がり過ぎないことを目的として作られたフライヤーなのです。   まず、油槽全体を質の高い断熱材で覆い、その周囲に空気の断熱層が設置されています。この空気の断熱層の働きでフライヤー内部の気流が熱を奪うことで輻射熱や油面の表面温度が上昇することを防ぎます。   また、フライヤーを使用する人にありがちな「機器に触れて火傷をする」ことを防ぐために前部にヒートプロテクターが設置されています。このことによって安全性を高め、輻射熱も抑えています。   そして煙突構造になっているために排気ガスが拡散することもありません。非常に「お店のことを考えた」構造になっているのが特徴と言えます。



型式 MGF-C18K
外形寸法(mm)  間口430 奥行600 高さ800 
税抜価格(円) 178,000
油量(リットル) 18
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

遠赤外線で揚げスピードアップ、油も長持ち「サミー 遠赤外線フライヤー スタンダードガスフライヤー SF-23

 「フライヤー累積出荷台数1位」を誇る「サミー」のフライヤーです。   その人気の秘訣は「全種類のフライヤーに遠赤外線を使用」している点にあります。サミーオリジナルの遠赤外線仕切板である「サンプレート」を利用することで、同じように油で揚げても遠赤外線フライヤーでは加熱エネルギーを節約した上で時間を短縮できるというメリットがあります。

 他社製品よりも10℃前後低い温度でもカラッと揚げることができ、しかも油の劣化や酸化を抑えることができルため、油が長持ちし、経済的です。



型式 SF-023
外形寸法(mm)  間口540 奥行600 高さ800 
税抜価格(円) 140,000
油量(リットル)  23
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

油温を5段階でカスタマイズできる「ニチワ電機 電気フライヤー スタンダードタイプ SEFD-18K

 「最新鋭の設備による電気厨房機器の一貫生産体制」を掲げているニチワ電機の電気フライヤーです。シンプルな造りでありながら、それだけに使いやすいタイプのフライヤーになります。

 特殊構造のヒーターを採用していることで低温加熱を行うことが可能になっています。そのため油を長持ちさせることができます。

 また、直接加熱方式による優れた熱効率の実現により食品を投入時に一時的に低下する油温度の復帰が非常に速く、ランニングコストに優れています。メニューメモリーキーによって油温を5種類設定することができますので、利便性が高くなっています。   こういったフライヤーは掃除が大変というのが普通ですが、ニチワ電機の電気フライヤーは油槽内に突起物がなく、ひっかかる所がないために容易に清掃ができるスイングアップ方式を採用しています。これによって清掃しやすくなっているのです。



型式 SEFD-18K
外形寸法(mm)  間口450 奥行600 高さ800 
税抜価格(円) 292,100
油量 (リットル) 18
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

少量の揚げ物向けで値段もリーズナブル「タイジ 卓上電気フライヤー TF-40A

 タイジは業務用厨房商社として50年以上の社歴がある老舗企業です。こちらの卓上電気フライヤーは「小型で高性能」を追求したものとなっていますので、「それほど揚げ物が出ないお店」や、「揚げ物はちょっとしたサイドメニューだけ」というお店に最適となっています。   メニューを操作する操作ユニットやオイルポットを弱い力でも簡単に取り外すことができるので清掃しやすくなっています。

また、油カス、揚げカスなどは油温が低くなる「クールゾーン」に溜まるように設計されていますので、焦げ付きにくく、油の臭い移りもしないために油が長持ちするようになっています。   温度を操作する際はサーモスタットが油中に設置されていますので、正確な温度が表示されます。このことによって適切な温度をコントロールしやすくなっています。



型式 TF-40A
外形寸法(mm)  間口357 奥行319 高さ280 
税抜価格(円) 82,000
油量(リットル) 4
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

安全性、操作性、掃除のしやすさ、熱効率抜群の高級ライン「コメットカトウ 電気フライヤー CF-2 シリーズ」   

 コメットカトウは業務用厨房機器の開発・製造・販売・メンテナンスを幅広く行っている、創業が1920年という歴史のある会社です。ガスフライヤー、電気フライヤー、低価格のスタンダードタイプ、高品質のハイグレードタイプなど様々なフライヤーを扱っています。   少し値段はかかっても高品質のものを求めるという方におすすめするのが、 「電気フライヤー CF-2」シリーズです。   帯状のフラットヒーターは低温加熱が可能で油の劣化を抑えることができます。また、油の飛び跳ねによる汚れや火傷を防ぐためにヒータースローランディングを採用していますので安全に使用することができます。   運転中にヒーターを上げた場合は通電がシャットアウトされて、空焚きを防ぐ機能が標準装備されています。



型式 CF2-E18
外形寸法(mm)  間口450 奥行600 高さ800 
税抜価格(円) 453,000
油量(リットル)  18
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

 ちなみに、昇降のスムーズさを追求した「クイックオートリフト機能」が搭載された「オートリフト付フライヤー」が上位機として存在します。こちらは、サイズなどが同じ規格のもので税抜価格が¥703,000となっています。

操作性高く、掃除もしやすい「ホシザキ 側面加熱方式 ガスフライヤー FL-18A-GA

 製氷機や冷蔵庫、冷凍庫などの業務用厨房機器を幅広く取り扱っているホシザキのガスフライヤーです。   その最大の特徴は「侵管がない」ということです。油の温度を上げるために必要となる侵管ですが、熱を伝えやすくするための形状が「油カスが溜まりやすい」などのデメリットにもなっていました。   しかしこの「FL-18A-GA」はフライヤーの油槽側面に加熱器が設置されているために様々なメリットを生み出しています。まず「掃除がしやすい」ということがあります。フライヤーの掃除で一番大変なのが侵管です。汚れも残りやすく衛生面も心配でした。それが考えなくてもよくなるのです。   また、油の下層にはクールゾーンができるために油が傷みにくく長持ちします。その他にも「待機ボタン」によってガスの消費量を抑えることにも成功しています。



型式 MFL-18A-GA
外形寸法(mm)  間口450 奥行598 高さ800 
税抜価格(円) 511,000
油量(リットル)  18
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

熱効率95%の高い経済性を実現「マッハ機器 ハイグレードモデル FXP-450SHU-SD

 「電気フライヤー界のパイオニア」を公言している電気フライヤー専門の会社がマッハ機器です。それだけに電気フライヤーへのこだわりは他の追随を許さず、高品質で高性能な電気フライヤーが多く販売されています。 ここで紹介するのは「FXP-450SHU-SD」です。

 最新の機能をすべて搭載したというこのフライヤーは現在販売されている電気フライヤーの中でも最高レベルのものになります。   熱効率95%という高い経済性、オートリフト機能や二度揚げ機能がついた機能性、スイングアップによる高い清掃性、ヒーターが急に落ちてこないセーフダウン機能がついた安全性など全ての項目でトップクラスを誇っています。



型式 FXP-450SHU-SD
外形寸法(mm)  間口450 奥行675 高さ800 
税抜価格(円) 456,000
油量(リットル)  18
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

きれいなフライヤー

少量の油で利用可能「オザキ OZガスフライヤー500

 オザキは創業90年を迎える老舗厨房機器メーカーです。その実績から宮内庁や官公庁を相手に取引をしているという信頼のある企業です。   「OZガスフライヤー500」は、「少量の油で揚げ物ができる」という「円錐式油槽のガスフライヤー」です。   非常に珍しい形ではありますが、強火力のリングバーナーを使用しているために加熱が早く、食品を投入しても元の温度への復帰がスムーズに行われます。油槽にサーモスタットが付いているので温度の設定も確実で的確に行うことができます。   また、油温が異常に上昇するのを防ぐハイリミットスイッチがあることで安全性を高めています。



型式 OZガスフライヤー500
外形寸法(mm)  間口500 奥行600 高さ800 
税抜価格(円) 179,400
油量(リットル) 9
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

迷ったらこれ「フジマック ガスフライヤー FGF18NB

 最後に紹介するのは非常にシンプルでスタンダードタイプのガスフライヤー「FGF18NB」です。この製品を販売しているフジマックは、業務用厨房機器を取り扱いながら「食文化そのものの成長を考える」会社として営業しています。

 FGF18NBは「丸型ヒートパイプ」を採用することで高い熱効率を発揮することができるようになっており、省エネにも役立っています。またそのヒートパイプを油槽の中間に配置することで下層にクールゾーンを作ることができます。油カスや揚げカスは不純物を集めながらその重さで下層に溜まっていくので油が傷みにくく長持ちさせることができます。

 シンプルな設計でありながら過熱防止機能が標準装備されていたり、高級ステンレス素材を使っているために耐久性も高いなど、トータルでのコストパフォーマンスが非常に高い製品となっています。 購入製品を迷ったときなどは、こういった安心のスタンダードタイプが良いかもしれません。



型式 FGF18NB
外形寸法(mm)  間口450 奥行600 高さ850 
税抜価格(円) 172,000
油量(リットル) 18
安全性
操作性
 掃除のしやすさ 
 熱効率
 電気・ガス代
 購入金額

まとめ

 ここで紹介したフライヤーはそれぞれに特徴があります。まず「ガス」なのか「電気」なのかを考えましょう。   ガスタイプは現在のフライヤーの主流でサイズやスペックが多く販売されているためにキッチンの形状や広さにも合わせやすくなっています。電気タイプは安全で清潔感があるのが特徴です。

 また、それほどの広さが確保できない場合は「卓上型」を選ぶのが良いでしょう。作業台などの上に置いて使用することができます。ある程度の量を常に揚げる想定であれば「床置き型」が安定して使用することができます。   重要なのはお店にあったものを選ぶということですので、それぞれの特徴を見てフライヤーを選びましょう。

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